2013年06月13日

No.24 ロウトヒトエカンザシ

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(学名:Serpula columbiana
撮影地:臼尻前浜 撮影:山崎

ゴカイの仲間で、棲管の中で生活しています。
色鮮やかな鰓冠は呼吸するだけでなく、これを使ってプランクトンを捕らえ摂餌する
役割を担っています。
ダイバーが近くで呼吸するだけで鰓管に引っ込んでしまいます。

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No.23 ハナイトギンポ

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ハナイトギンポ(学名:Neozoarces steindachneri
撮影地:臼尻前浜 撮影:山崎
沿岸の藻場に生息する魚です。
眼の前方に長く伸びた鼻管が特徴で、背鰭前方の上部には鮮やかな青色の模様があります。
多くは海藻が生い茂った岩場に生息していますが、たまにフジツボの中にいる個体も観察
されます。
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No.22 ハダカカメガイ

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ハダカカメガイ (学名:Clione limacina limacina)
撮影地:臼尻前浜 撮影:山崎
通称、クリオネ。
翼足と呼ばれる足を動かして表層を漂います。
貝の仲間ですが、産まれてすぐに貝殻を脱ぎ捨ててしまうため、貝殻を持ちません。
クリオネと言えば流氷の下にいるイメージがありますが、函館でも4〜6月頃の
特に親潮の流れが強くなる日には沿岸で観察することができます。
また、クリオネの唯一の餌であるシオミズミジンウキマイマイも一緒に観察されます。

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シオミズミジンウキマイマイ


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