オニカジカ(学名:Enophrys diceraus )
撮影地:臼尻前浜 撮影:山崎
冬の間のみ観察されるカジカの1種。体長は15cmほどとそれほど大きくはないが、頬にある棘はカジカの中でも最大級の大きさであり、網にかかると外すのが非常に厄介である。この大きな棘と、鮮やかで派手な体色から「おいらんカジカ」との別名が付いている。撮影地:臼尻前浜 撮影:山崎
繁殖期は冬であり、縄張りに産卵の為に訪れたメスと交尾し、オスが卵保護を行う。臼尻では、産卵基質としてサキブトカンザシゴカイが確認されている。