2014年08月19日

NO.35ヒダベリイソギンチャク(学名:Metridium senile)

日本では北海道から東北地方に分布するイソギンチャクの仲間。写真個体の体長は縮んだ状態で20cmほど。
触手の並ぶ口盤周縁(白い部分)がヒダのように折り重なっている様子からこの名前がつけられました。
アラスカの潮間帯に生息する本種は、何と1mに達するほど大きく成長します。
また、臼尻は単体で岩に付着していますが、アラスカでは数個体〜数100個体が密集して生息しています。
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NO.34キュウセン(学名:Halichoeres poecilopterus )

北海道の日本海側では成魚が季節来遊魚として来遊しますが、太平洋側では稚魚のみ観察することができます。
稚魚はクリーム色の体と縦に走る暗色の太い縞が特徴的です。臼尻では岩場、藻場で多く観察されます。
本種の稚魚は全て雌であり、大きくなると雄に性転換します。
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